福島県木造技術開発協同組合

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木のおはなし

木のぬくもりに包まれて暮らしていますか?


私たちの生活の中でも、木材は身近なところでたくさん使われています。日本の建築文化の中の長い歴史と経験の中で受け継がれた木の特性を生かす技術が、安全な住宅環境を作り出しているのです。

 

健康で長生きできる木の暮らし


抵抗力や体力の弱っているお年寄りは、ちょっと転んだり、風邪をこじらせたりしても大事になりかねません。ある老人ホームで、ケガや心身の不調について調べてみると、施設に木材が多く使われている場合の方が、インフルエンザやけが、不眠などの発生率が低いという結果が出ました、高齢化社会を迎えた今、人の身体にやさしい木の空間に暮らすことが、健康で長生きできる秘訣かもしれません。


木のぬくもりにふれてリラックス


ストレス社会と言われる現代だからこそ、木と触れ合う時間を大切にしたいですね!
木に含まれる成分には私たちを落ち着かせる効果があるようです。森林浴実験による、ストレスホルモンの減少結果には目をみはるものがあります。その効果の元は、木に含まれる「フィトンチッド」という香りの成分にあります。この成分は、ハーブ等数ある香りの中でも脈拍や血圧を安定させる効果が大きく、ストレスを取り去るリラックス効果があるということが実験等でわかってきています。木は、リラックスした状態で集中力や効率を必要とする、勉強部屋や仕事部屋に最適素材であることは間違いありません。


木の教室のあたたかみが子供達に人気!


中学生を対象に自分の教室の評価をしてもらった結果、木造校舎の生徒の方が鉄筋コンクリート造校舎の生徒よりも「あたたかみ」や「落ち着き」などの良い印象を感じ、快適な印象を持っていることがわかりました。木造校舎は温度や湿度を調整したり、衝撃を和らげるなど、すぐれた性質をたくさん持っています。


木の住まいはダニを寄せ付けない!


木の住まいにはダニを寄せつけない効果があります。木材の調湿効果や木材に含まれる成分が有効に働くと同時に、ダニの生息に適したすきまが無くなったことが、その理由だと思われます。ダニはアレルギーの原因のひとつとも言われるだけに、清潔で健康な暮らしにも木は役立っているわけです。


フローリングは安全素材!


木に触れ合うことは癒されるとともに、ご家族に安全をお届けすることができます。たとえば、転んで床に頭をぶつけるなどというアクシデントに遭遇したとき、頭が床に激突するスピードは秒速4〜6m、その衝撃は200kgfにも及ぶといいます。ところで、木材は衝撃を吸収する働きが大きい素材です。このような特性からも、床材に適した安全な素材と言えます。


木はたくさんの恵みを与えてくれる。


中学生を対象に自分の教室の評価をしてもらった結果、木造校舎の生徒の方が鉄筋コンクリート造校舎の生徒よりも「あたたかみ」や「落ち着き」などの良い印象を感じ、快適な印象を持っていることがわかりました。木造校舎は温度や湿度を調整したり、衝撃を和らげるなど、すぐれた性質をたくさん持っています。


湿気を吸ったりはいたり・・・爽やかな空間に


木材は湿度が上がると水分を吸い込んで、逆に乾燥してくると水分をはき出します。こうして室内は、木という自然のエアコンによって快適な湿度に調節されます。調湿能力は、木製机でビール大瓶半分位の水分を調湿できるので、室内に木材が多いほど、爽やかな室内環境を創れるということです。木は湿度を適度に調節することで、カビやダニが発生しにくい空間を提供してくれますので、木の家具は大切なモノの収納にも最適です。

 

 

皆様の質問にお答えします



Q.木造は地震や台風、火事などに耐えられますか?

A.地震などの時には、古い木造住宅の数が圧倒的に多いので、木造住宅の被害が目立ちますが、適切に今の建築基準を守って建てられていれば、木造住宅も十分な耐震・耐風・防火性能を持っています。木造が他の工法に比べて劣っているということはありませんのでご心配なく。特に火事が起きてしまったとき、木材は短時間の加熱で変形しません。また、断面が大きい木材は、表面が燃えても中まで火が及ぶのに時間がかかるため、短時間で家が崩れ落ちることはありません。

● ご質問等がございましたら、お気軽に下記まで!
E-mail:info@fukumoku.jp



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